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障害者の虐待について

 実際に小規模作業所で、勤務中に虐待を受けた方々から、生々しいお話を伺った。主に2007年10月15日に事件が公表された大橋製作所(奈良県)で働いていた障害者の方々である。

 

 事件の概要を説明するよりもまず彼らの話を紹介したい。今年の3月2日に行われた裁判の第1回公判意見陳述で本名を公開して述べたものである。

 

「私は20才のときに大橋製作所に来て20年以上はたらきました。私は年金があることを会社がつぶれるまで知りませんでした。会社がつぶれて通帳の中身を見てたくさんのお金を使われていたことを知りました。・・・(中略)・・・私の夫は社長にこぶしやベニヤ板でたたかれて仕事から帰ると頭からちが出てたんこぶができたときがありました・・・」

                                 (A.Mさん)

 

「わたしはこうりょうにあるおおはしせいさくしょでながいあいだはたらいてきました。おかねは、どようびに3000円もらっていただけです。かいしゃがとうさんしてからねんきんやきゅうりょうがとられていたこともしりました。しゃちょうがきげんがわるいときはなんかいもなぐられました。かなしかったけどそれでもがまんしていました。」

                                 (E.Kさん)

※手書きで書かれた文章をそのまま転載しました。

 

 先月、このブログでも紹介したが民主党では障害者自立支援法をはじめ、障害者政策に対して現地現場主義を最重要視しており、「障害者制度改革推進法案」によって「障害者制度推進本部」の設置を目指している。

 

現行の制度では推進本部のメンバーは官僚が中心に配置されているが、我々の案では必ず障害者、障害者施設業務経験者、有識者などをメンバーに加えるなど、現場の声が政策に反映されるように最大限の配慮をしている。

 

 当事者にしか分からない苦しみこそ、政策に生かしていくべきである。

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